本記事は2026年7月24日に、制度情報の基準日を掲載日として再編集しています。
配置転換、品質管理部門の強化、DX、新部門の設置などに伴い、社員へ新しい職務に必要な研修を行う企業が主な対象です。
2026年3月2日、人材開発支援助成金の「事業展開等リスキリング支援コース」が改正され、企業内の人事・人材育成計画に基づく訓練も対象に加わりました。対象となる計画は、中長期の経営戦略をもとに、今後必要となる職務、職種、人員構成、配置方針を定め、必要な知識・技能、対象者、研修方法、実施時期まで体系的に整理したものです。
例えば、製造担当者を品質管理部門へ配置する計画を立て、品質管理や検査の知識を習得させる研修などが想定されています。訓練は原則10時間以上のOFF-JTで、対象者が現在担当する職務とは異なる、今後従事予定の職務に必要な内容であることが求められます。予定職務への配置は訓練開始から3年以内が前提です。
中小企業がこの類型を利用する場合、人事・人材育成計画について、あらかじめ認定経営革新等支援機関の確認を受ける必要があります。対象労働者から研修受講の承諾書を取得し、訓練開始の1か月前までに計画届を提出することも必要です。研修後に合理的な理由なく予定職務へ配置しない場合や、賃金・手当を引き下げた場合は、不支給や支給決定取消しとなる可能性があります。助成金・補助金は申請前の確認が必要です。研修会社との契約前に、経営計画、配置計画、処遇、提出期限を一体で確認しましょう。
厚生労働省「人材開発支援助成金の過去の改正内容」
令和8年3月2日改正リーフレット
制度情報確認日: 2026年7月24日
研修を実施するだけでは対象になりません。配置計画、本人同意、認定支援機関の確認、期限内の計画届、研修後の実施状況報告などを含めて審査されます。
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